【かおかぼ】のブログ

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交通事故の対応したときに経験したことを書きなぐっていく

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この件は体験談であり、俺の思いを書きなぐっているため、100%内容が正しいという保証はない(後遺症障害で通院日数が大切等)。しかし、交通事故を起こしたときに物損事故で、交差点で事故を起こし、信号機がない交差点で大通りはこちらであるにも関わらず、難癖をつけられて刑事事件で訴えられた。その時に[起きたこと、思ったこと]、そして[後からこうすればよかった]という思いを自分自身で整理するとともに、他の人にも役立つと思われるので記述していこうと思う。

事故経緯

自分の親族が交通事故を1年前に起こしてしまった。信号機のない交差点で大通りはこちら側、右折しているときにこちらの車の右側、相手の車の左側が衝突。そのときは事故現場に駆け付けた警察がきて現場検証して、物損事故ですね・・チャンチャン終了みたいな話で終わった。実際にこちらの車は全損で修理できない状態、相手の車は修理可能な状態である。なおかつ、相手側は、証拠を隠滅するように、すぐに修理をしているなど(通常は事故状況として修理前に保険屋が写真を撮ったりするらしい)、交通事故隠ぺいのプロのようなことをしていた。その後、刑事で訴える等のおどしが始まり、長いごたごた劇が始まった。

保険会社が役に立たないこともある&相手の脅しに負けてはいけない

まず、事故が起こってから数時間後に自分の契約している保険会社から電話がかかってきて、「相手が9:1にしろと言ってきていますがどうしますかぁ~」と言われた。意味不明である。まだ、事故の状況、自動車の損害写真なども撮っていない・・・つまり、まだどんな事故か保険会社自身が把握していないのにかかわらず、まるでこちらが悪いというように相手側の意見を伝えてきた。それ以外にも、「刑事事件で訴えるって言ってますけどどうしますかぁ~」、「裁判所に訴えるって言ってますけどどうしますかぁ~」などなど、人のことをなめ腐った声で「どうしますかぁ~」とことあるごとに言ってきた。

本当であれば、保険会社の社員が事故状況を把握し、相手の言い分は明らかにおかしいので○○のように対応しますとこちらに提案すべきだろう。しかし、そのようなことは、かなりの確率で起きない。ここで今回学んだこと、教訓が一つある。

当たり前だが、保険会社の社員はただのサラリーマンである。つまり、仕事がめんどくさい、だるい、はやく適当にして終わらないかな~と考えている人種が多く存在し、【決して契約している人間の味方ではない】ことは肝に銘じておこう。

 

本当かな?と思った方は、自分の会社を思い浮かべればわかると思う。弊社について述べると、[仕事をやったふりしてだらだらして給料もらえればいいや(生活残業マン)]というタイプ、[仕事をバリバリやったふり(データ不正、残業たっぷり)+ごますりを行う(出世したいマン)]タイプの2種類が大多数だ。もちろん、ごく少数だがエンジニアとして仕事を真剣にやっている方もいる。どこの会社も前者2つのような人種が大多数だと思うので、それをもとに保険会社に過剰な期待はするべきでないということがわかるだろう。

 

その後、脅されて実際に警察+裁判所で調書を取って、その結果、不起訴処分になって刑事事件としては終わった。ここで、明らかに自分の過失が大きいときは別だが、今回のようにどちらも悪いというときに上記のように脅された場合、相手の脅しに負けてはいけないということだ。また、当たり前だが、警察、裁判所で調書を取るときは、何を言うかを事前にきちんとまとめて整理しておくことが大切だ。さて、刑事事件としては終わったが、ここから民事の話になるが保険金の話でごたごたが発生した。

 

自賠責保険の仕組みがエグイ~保険会社が儲かるわけ~

事故をして、120万円以内に費用が収まると自賠責保険からお金が出て、任意保険(保険会社)は、まったくお金を出す必要がないらしい。ん、意味が分からないってか。俺も初めは何を言っているのかわからなかった。つまり、毎月任意保険料を払っているのだが、軽微な事故のときは、国からのお金で賄って、保険会社の手出しはなしで、月々の保険金がまるまる儲かっているわけだ。このようなシステムを構築したため、○○海上などの自動車保険会社の平均年収は1000万円以上という異常な平均年収値が発生しているわけだ。当然、今はやりの天下りマンもたくさんいるぞ。こんな楽な会社で1000万もらえるなら、俺も新卒で入ればよかった・・・(もちろん100%入れないけど)。

さて、このような状況のときに、保険会社は保険契約者に対してどのように述べるか。答えを一言で言えば[120万円以内で抑えた方がお金が多くもらえますよ]というアドバイスをしてくる。このときの教訓として【保険会社のアドバイスは保険会社にとって都合がいいこと】だと肝に銘じておこう。

 

後遺症障害の取り方~保険会社の言う通りにすると損をする~

繰返しになるが保険会社の言うことを真に受けていたら損をする。なぜなら、後遺症障害をとれるような指導など一切しないからだ。上記した通り、保険会社は保険会社に都合がよい方法を指導してくる。例えば実際にあった言葉として、[自賠責の方が通院日当が高いです、任意の時は当社査定金額で自賠責よりも低い金額しか出ないです]とか、[たくさん通院するとある回数で、症状固定という処置をしなければなりません]といって、120万が超えないように仕向けてくる(ほかの言葉もあるが、もちろん保険会社に都合がよい言葉を述べてくる)。この言葉で前者は日当の金額で言えばその通りであるが、後者はうそである。なぜそう言い切れるのか。それには今現在の状況を言う必要がある。

現在、私の親族は

けがの大きさ:MRIで異常がわかる程度の怪我を負っている

自動車の被害:自分の車が全損

通院日数:合計で40~50日程度(症状固定にしてからも通院した回数含む)

 

相手側

けがの大きさ:MRIなどで異常は発見できない。

事故の被害:自動車は修理して乗ることが可能

通院日数:かるく100日以上

となっている。まとめると通院日数以外は私の親族の方が被害が大きいことになる。しかし、【後遺症障害は、自分たちは取れない、相手側は取れている】という結果になった。

 

このとき、今までもいい加減な保険会社の対応にいらいらを抑えながら丁寧に対応していたが、流石に頭にきて本社のコールセンターに電話して怒鳴り散らした。そうしたら、やるきのない支社のお偉いさん+これまたやるきのない弁護士が出てきて対応を始めた。このときの会話を以下に示す。

俺「怪我の大きさ、自動車の被害の大きさのどちらも私どもの方が大きいのになぜ通らない(怒)」

お偉いさん「相手は通院日数が100日超えてますから・・・・」

弁護士「相手は通院日数が100日超えていて多いですから・・・」

俺「なぜ、通院日数が大事なら100日超えるように私どもに言わないのか(怒)、MRIで異常があるとお前たちは資料でわかっていただろうが!!・・・」

 

この経験から、ネットで調べると同様の記述があるが、後遺症障害を取得する場合は通院日数100日以上、6か月以上通院というのは信憑性が高いと考えている。また、怪我がMRIで検知できようができなかろうが関係がなく、通院日数が最大の比重を占めているということにもなる(後遺症障害14級の場合)。これは非常に衝撃的なことだ。イタイイタイと(ほとんどうそだと俺は思っている)下品にほざいて病院に100日以上通って、後遺症障害が詳しい弁護士さえチョイスできれば100万円以上の金が手に入るからだ。ちなみに今回の相手は何回も事故を起こしていると風のうわさで聞いたことがある・・・。

もう一つ、結果として俺が大切だと気付いたことは、相手は弁護士が申請書類を書き、こちらは俺たちと保険会社で申請書類を作ったということだ。保険会社の社員は別に後遺症障害の資料を作成しても給料は変わらないので手抜きで作った可能性も大きいと考えている。このことから、後遺症障害を取得しようと思っている方は、弁護士に相談+通院日数100日以上が必要十分条件であると考える。

※2017/02/06現在、異議申し立て書類を弁護士に作らせて申請中であるので、弁護士が書類を作る or 通院日数の比重が高いかはこの結果によって明らかになる。(重症ではないがMRIで異常が検知できる程度の怪我があって日数が少なくてもよいのかどうかがわかる)。

 

今回、本当に症状が残っているから俺は親族とともに後遺症障害を取得しようと考えたが、そうでない人間もいることがわかった。今回の方法を行えば100%後遺症障害が取れるかどうか、俺には判断はつかない。しかし、むち打ち(というウソ)であっても【100回通って+弁護士】コンボで後遺症障害が取得できている1例があることだけは確かだ。

 

最後に話は変わるが、今回の人とは反対に症状がないのにあるふりをしてまで後遺症障害を取る必要はないが、通院はちょっと回数重ねて行いたい、多少は自分の慰謝料が多めになってほしいというつつましい方もいるだろう。そのような方は健康保険を使うことをお勧めする。ただし、後遺症障害など、医者の診断書などが必要な場合はやめておいた方が無難だろう。交通事故は自由診療であり、診療値段を病院で決めれるからだ。つまり、病院にとって交通事故患者はドル箱のお得意さんというわけだ。そして、後遺症障害は医師の診断書も必要になってくるから、医者の心証を良くした方がよいと俺は考えている。

 

今回、自分の調査不足によって、後手後手の対応となってしまったことを俺自身深く反省している。もちろん、事故しないのが1番なのは言うまでもないが、万が一交通事故に遭ってしまった方の一助になれば幸いである。

 まとめ 

★保険会社は役に立たない(アドバイス、後遺症障害申請書類作り等)

★保険会社のアドバイスは保険会社に都合がよい言葉(自賠責内に収めようとする)

★軽微な事故の場合、自分で自賠責内で終わらせるか、自賠責以上にして後遺症障害を 狙うかを決める必要がある(自分の怪我の具合と相手側の対応などで決める)

★後遺症障害を狙う場合は【通院100回以上+詳しい弁護士】に頼むのが必要十分条件

★自賠責内で終わらせるなら病院では保険を使うほうが多く通院できる+慰謝料増となる