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やりたいことが見つからない人は最低限やるべきことが何かを整理しよう

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新入社員が入社する時期がやって来ました。就職活動もいろいろ採用時期がごたごたしていますが、活発化してくる時期でしょう。また、高校・大学受験結果発表→入学or 浪人などもあったりして、この時期はいろいろな人に転機が訪れる時期かと思います。やりたいことが明確な人はそれに向かって努力を行えばいいでしょうが、やりたいことが特にない人も大勢いるかと思います。では、そんな人が最低限何をする必要があるのかについて考えてみました。

大人と世の中っていい加減(現状把握)

まず、若い方たちは誤解しているかもしれないので、現状の大人ってどんな人がいるのかということを狭い範囲であるが、私の身の回りにいる人間・・・研究開発ごっこしている人間にどんな種類の人がいるのかについて述べていきたいと思います。

 

タイプ1:業務遂行能力+ごますり能力が高い人(ごく少数)

タイプ2:業務遂行能力高いがごますり力低い人材(ごく少数)

タイプ3:データ不正+ごますり人材

タイプ4:ごますり特化人材

タイプ5:仕事やりません、でもがんばりません人材

タイプ6:合コン・浮気特化人材

 

私は技術者であり、研究開発現場にいるのですが、私が技術者と考えているのはタイプ1と2のみです。ほかは、いい年こいて研究開発ごっこしている人たちですが、それぞれ簡単に見ていきましょう。

 

まず、仕事には業務遂行能力とごますり能力の2種類が必要です。自分の上の人間が大物の場合はごますりはあまり必要でなく(最低限の上への礼儀は必要)、きちんと能力を見てくれますがそんな上司はめったにおりません。つまり、ごますりという能力は、バカの下について仕事をする上で大切な能力となります。

 

業務遂行能力というのは、その仕事仕事で異なりますが、端的に研究開発で必要な能力を言葉にすると、新しいテーマを作る企画力、企画がスタートした後に起こる問題を解決する問題解決能力が必要になります。

 

これら両方を満たしている人間がタイプ1となります。タイプ2の人間は業務遂行能力はいいのですが、ごますり力が足りないため、大物上司に巡り合えなかったら出世できないということになってしまいます。

 

タイプ3は一見タイプ1と同じように見えてしまうので、非常に危険です。バンバンいい結果がでてきて、スーパー研究開発者に見えます。そしてごますり能力もあるため、出世する確率もタイプ1と同じようにありますが、このようなタイプが大半となった会社は活力を失い、やがて東芝みたいになるでしょう。私の一方的な偏見ですが、あえて有名な個人名を出すと、DeNAの村田マリ氏のタイプを思い浮かべればよいでしょう。弊社にも、同じように、バンバンいいデータを出して出世して、問題になったらどっか違う部署に異動して責任をとらないなんて人間がたくさんいます。私の経験上、この手の人間は倫理観と責任感がまったくなく、自分さえよければ良いということが特徴ですが、外から見て見分けることは非常に難しいと思います。また最近の違う事例で言えば、三菱重工がMRJ延期があり得ないぐらい起こったり、船が納期で作れなかったりした問題もタイプ3がうじゃうじゃいるからかなぁと思ったりしています。

 

タイプ4は、言葉通りです。私はごますりを否定はしません。能力がない人間でも生き残っていいポジションにつくために非常に効果的な方法だと考えます。しかし、このような乞食が自分の上司になったら、非常に大変ですので注意が必要です。例えば、このような人間は、自分の意見に、はむかう・反対意見を出す人間が嫌いなことが多いです。そして、上にごますり・下には横柄となりますので、ますますあたりがきつくなります。このような人間が上のときは、はいと答えて適当に業務をこなしつつ、勉強をしてスキルアップを図ることに重きをおくしかないでしょう。

 

タイプ5は言われたことしかやらないし、それを非常~にゆっくりとやる人間です。これは、老人ももちろんいますが、若い人にもこのようなタイプはけっこういます。

 

タイプ6は非常に私の周りに多いのであえて作りました。こいつらの頭のなかを文字に起こすと「今日も合コン、明日も浮気、ぱっぱら・ぱっぱら・ぱっぱっぱぁ~」って感じです。このタイプは仕事は自分を洗脳してがんばっていると思い込むことは上手ですが、勉強していないので、考察の内容がカスなことが多いです。そして、会話はいつも合コンで○○って内容しかない、ワンパターン人間です。

 

さて、このように大人がどうなっているか挙げた理由は若い人が強迫観念的に、なにかやらなければならない、夢が○○、自分らしく○○みたいなことを無理やり考える必要はないということを知っておいてほしかったからです。大人も全員が夢を持ち頑張っているわけではないので、もし、自分を卑下している方がいたら、大体みんなそうですよと言いたいだけです。もちろん、まだ若い人たちには仕事など、何かをやるときには、私はタイプ1か2になることを推奨しますが、どのようになるのかは自分次第ですし、タイプ3-6でも大手企業に入れれば、楽ちんで程よい生活はできるでしょう。ただし、東芝みたいなことが起きた時に転職先がなくて困っても自己責任だということは覚えておきましょう。

 最低限やるべきことは、自分の選択肢を増やすこと

 上では現状把握を行い、世の中の人間はどのような人間がいるのかについて述べました。ここでは、最低限するべきことについて述べていきたいと思います。

まず、結論から述べると、やりたいことが見つからないという人間は、【自分の選択肢を増やす】ことに注力する必要があり、それは【お金から自由になる】ことと【職業の選択を自由に選べる】ようにすることであると考えます。では以下の区分別にするべきことを述べていきたいと思います。

 

区分1:生まれは金持ちかそうでないか

区分2:年齢

 

まず、区分1になります。非常に残念ですがこの世界は平等ではありません。生まれた場所によって自分の立ち位置が決まります。当然、金持ちであれば立ち位置は有利になります。鳩山元首相みたいに、ママに毎月1500万円のお小遣いをもらいながら政治家をすることもできますし、芸能人の2世みたいにお金に困ることもなく、楽ちんで生きることができるでしょう。この区分の人が最低限するべきことをあえてあげれば、お金の運用方法の勉強のみだと思います。それさえしておけば経済的に自由であるため、やりたいことをお金と時間をかけて探すことができるでしょう。

 

大多数の人は区分1において、もちろん私もそうですが、金持ちでないでしょう。一部の変人でないかぎり、生活ができるお金が必要です。私たちは、キングコングの西野氏ではないですが、脱お金の奴隷を目指す必要があるのです。普通の人間がそのようになるには、超高給取りの会社に入るか、投資をするしか方法はありません。

 

ここで、区分2に入ります。今現在の年齢が高校生までの人、大学生、社会人で分ける必要が出てきます。

 

耳にタコができるような話かもしれませんが、高校生はできるかぎり良い大学に入るために勉強を行う必要があります。研究者になる場合でも、やはり出身大学の力は大きいですし、官僚や大企業に入る場合も有名大学のほうが有利です。つまり、職業選択の自由度が向上します。もちろん、やりたいことが見つかったときに学歴が必要でない職に就くことも可能ですので良い学歴は損にはならないでしょう。

 

大学生の場合、最低でも何か一つの確固たる専門性を身に着けておくとよいでしょう。会社に入っても勉強するのはあたりまえですが、一つのことに対して時間をかけて行うということがあまりできないからです。専門性を身に着けるには多くの時間が必要ですので、その時間にあてるとよいと考えます。このとき、調査方法・勉強方法などについて、ある程度自分で型(フォーマット)を作っておけば社会にでてからも非常に便利です。就職では、ざっくり研究開発したいなどがない場合は給料で選んで問題ないと思います。もちろん、私自身はできていないので大きな声では言えませんが、在学中に投資を行って【お金から自由になる】ことを目指してもよいと思います。

 

現在、社会人の私たちは、【お金から自由になる】ことと【職業の選択を自由に選べる】ことを同時進行しなければなりません。一つは、現在の仕事でキャリアを積むことで【自由に会社を選べる】ようにしつつ、投資を行い【お金から自由になる】ことを目指す必要があります。谷家衛氏等のように超高給取りの会社にいれば簡単に給料のみで大金がたまり、それから投資家として活動できますが、大多数の人は異なるので計画的に貯金を行い、それを投資して増やすということが必要だと考えます。

 まとめ

 どんなに貧しくてもやりたい仕事がある人間はその道に突き進めばいいと思いますが、大多数の人間はそうではないと感じます。私自身も含めたそのような人間が最低限する必要がある内容をまとめてみました。

この世の中は、目には見えませんが、社会人であれば会社という檻があり、その外側にお金という檻があるので、その檻の外にでるために、若いうちから上記で述べた最低限のことを積み重ねる必要があると考えますし、私自身も上記で述べた最低限をこれからも継続していきたいと考えます。