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グーグル検索の弱点(特徴)

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今の世の中、グーグルを用いて何かを検索しない日はない。また、スマホは新興国でもみんなが保持しているので、今後、50憶人以上の人がインターネットのデジタル世界で交わることになると言われている。つまり、インターネット上には今現在でも非常に豊富な情報量があふれているし、これからも加速度的に情報量が多くなることは間違いないだろう。

これらの情報をいかに効率的かつ的確に検索するのかについて、つまりグーグル検索をする際のテクニック集等は多くの記事で見かける。これらの技術は決して無駄ではないどころか、時間の節約につながるだろう。

しかし、グーグル検索(キーワード検索)の特徴や弱点を述べているものはあまり多くないように感じる。

そこで今回はグーグル検索=キーワード検索の特徴や弱点と個人的に思っていることを述べていく。

グーグル検索=キーワード検索

グーグルで行われている検索は有名な話であるが、キーワード検索である。何らかのキーワードを入れるとそれにふさわしいサイトと判断したものが明示されるようになっている。

ここで、何かを検索するということは何かを探すということである。探すためには何らかの形で分類されていなければならない。世の中の検索方法はグーグルが出てきてからほぼキーワード検索一択であり、キーワードでタグ付けされて分類されているが、昔は五十音順(検索)なども存在していたし、本屋などでは今でも五十音順に本が並んでおり、それを前提に本を探しているだろう。しかし、やはりキーワード検索の便利さ・簡便さにはかなわないので、検索の主流がキーワード検索から変わることはないだろう。

グーグル検索の弱点はなにか

このように便利で簡便なグーグル検索であるが、一番の弱点はなにかというと、それは

知らないことは検索できない

ことだと考える。

つまり、グーグル検索の特性として、より詳しく何かを調べるときには非常に便利だが、知らないことを【発見】することはできない、あるいは非常に時間がかかるのである。

例えば、 これは私の経験による主観だが仕事上、論文検索を技術者は行う(と思う)が他分野の論文検索は非常に時間がかかるし、ヒットしづらいことが多い。それは、研究ワードとして、一般的な専門用語でヒットするものもあるのだが、多くはその研究業界特有の業界用語がキーワードとなっており、その語句で検索に引っかかることが多いからである。また、その研究ワードがわかれば、とても豊富な数の論文がヒットするようになることが多い。

発見するためにはどうすればよいのか

グーグル検索の特徴はwebの特徴と言い換えてもよいかもしれない。

それはどのようなことかというと、意識しないと、知らず知らずのうちに自分が見たい情報、見たいものしか見なくなってしまい、視野狭窄が起こってしまう恐れがあることである。

では、何かを発見するためにはどうすればよいのか。

技術的な内容に偏ってしまっているかもしれないが、私の考えは展示会やセミナーに実際に行くことや他分野の本を読んでみることである。

また、これらを一般化すると知らない場所や領域に行ってみるということや、いろいろな本を読んでみることが必要であると考える。

もちろん、何かを発見するときには無駄に高いお金を払う必要などない

会社がセミナーの料金を払ってくれるときは日科技連などの高額のセミナーの参加等も考慮していいかもしれないが発見するためには展示会や本で十分である(移動料金や本代金程度を目安にすること)。具体的には何かを発見するためには変な宗教やオンラインサロンは必要ないということである。

また、当然、このような発見を目的として何かを調査するときにはこの分野の【キーワードは何か】ということを意識しながら、調査することをお勧めする。その理由は繰り返しになるが、キーワードさえわかれば、後日いくらでも自分で深く調べることができるからである。

余談だが、私自身、まったく知らない分野の展示会に行くときは、キーワードは何かを意識しながら技術調査を行い、その後、興味がある分野をwebでざっくり簡単に調べてざっくり理解するようにしている。