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【不正・捏造】教の教え~【不正・捏造マニュアル】~

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この世の中は不正・捏造で満ち溢れている。もちろん、弊社でも当たり前のように行われている。これについての私の考え方については、以下の記事で書いている。

  

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また、世の中にどんな人間がいるのかについての分類については以下の記事の前半で行っている。

  

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まぁ、カスが多いということである。

 そこで、ここではカスになりたい人・・・開眼したい人のために不正・捏造マニュアルと称して、それらを行う上での大切な考え方、教訓を記述していく(笑)。もちろんこれらの教えは、周りにいるたくさんのカスな人間・・・開眼した人をよく観察して編み出したものなので信頼性が高く、すばらしいものであり、もちろん効果抜群のものを選りすぐっている。

 

さぁ、我を崇め、我を信じよ(笑)。

 

教訓1:モラル・道徳・責任感・・・なにそれおいしいの?

 私は金と権力(名誉)がほしいのじゃ。この一言で説明は十分かもしれないが、目的のためには責任感を持ってはいけない。普通の人間も金と権力がほしいと考えているが、どこかでブレーキがかかる。その一つが責任感だろう。よって責任感を捨てることによってあなたは開眼スキル初級を獲得できるのだ。なぜかというと責任感が強いと一つ一つにケリをつけなければならないので、物事を行うときに時間がかかってしまうからだ。

また、モラル・道徳なんてものは、もちろんなくていいのだが、直接的に警察に捕まるようなことを行うのはリスキーすぎる。つまり、最近はやりの金塊を強奪するなどはやめたほうがよいだろう。

しかし、グレーゾーンはOK、ばれにくくすればOKなので工夫を行おう。

さらにある程度の地位にいる人間は[俺の成果は俺のモノ、あいつの成果も俺のモノ、うまくいかなきゃあいつのせい]の精神で突き進むべし。 

教訓2:不正・捏造をする[時、大きさ]を考えろ!

 さて、マインドセットを行った人は、次に時、不正・捏造の大きさを考える必要がある。サラリーマンであれば、時というのは簡単で、実力主義の会社であれば、いきなり全速で行い、年功序列が強い会社であれば昇給時期というものが存在するのでその時期前を狙うのである。起業に対してはまわりにいないが、はやりの会社を真似て立ち上げるということが、サラリーマンの時と同様になり、転売できる大きさになる規模までだましつづければよいのだ(例:DeNA問題等)。

続いてサラリーマンの大きさはどうすればよいのだろうか。大きすぎると研究職ではノーベル賞確実・・・と言われたSTAP細胞などがあるため、大きすぎる不正・捏造がいけないことは明らかだろう。

しかし、小さい不正・捏造では注目を浴びないし、難しいことをやっている風に見えない。

では、具体的にどこを目指すかだが、自分の今のポジションとも密接に関係するので、すべてに適用できる皆一様な作業的答えはない。

だが、安心してほしい。ヒントは自分の会社にある。

自分の一つ上のポジションの人で出世が早かったひと(現時点では2つ上のポジション)がやってきたことと同様のことをすればよいのである。もちろん、中身は伴わないので、見かけ上(何かのプロジェクトリーダーになるだとか)見栄えがよいものを選ぶべし。ただし、注意点が一つある。それは製造業でいうと、量産を絶対に行うなどのプロジェクトのように必達が当たり前のものではだめであり、できるかどうかわからないけど将来的に必要かもしれんから取り組んでみようというものをうまく見つける必要がある。

教訓3:バンバン成果が出たフリして超人を目指せ!

 さて、基本的マインドを理解し、十分に何を行うか吟味したあなたなら、あとは成果が出たふりをするのみだ。ある程度大きな企業であれば、何かをするのにもマニュアルがあり、進め方が決まっているだろう。そのステップを計画通りに素早く登って行くのだ。もちろん、都合の悪いデータは消去しよう。そして自分で自分を洗脳するプロセスがここで必要になる。

なぜかというと、人はうそをついていると意識していたら動揺してしまうからである。

どうすればいいのか。

もちろん安心してほしい。

このマニュアルに不備はない。

おすすめの方法がある。

それは例えば、エクセルでデータを不正・捏造して、すばらしいグラフを作成した場合、そのグラフを報告資料に貼り付けるだろう。その後、生データであるエクセルは消去してよい。つまり、生データでなく、報告資料を見返すのだ。これにより、三か月後・・1年後と強固に自分を洗脳して、そのデータが本物であるかのようにふるまうことができるのである。

つまり、報告資料は、お化粧をしたベストな状態であるのだから、何かを見返すときも報告資料以外は見ないようにすればよいのである。

これにより、自分に対して絶大な自身も生まれて、クールなサイクルに突入するだろう。

具体的には、俺ってすごい・俺ってがんばってる、ほかのやつはだめだ・ほかのやつは全然努力していないという気持ちが芽生えてきたら本物になれている証拠だ。

ここまでくれば開眼スキル中級を獲得できていると思ってよい。

教訓4:不正・捏造だけでは足りない・・・ごますりに時間を使えるぞ!

 さて、お金を儲けるためにはサラリーマンであれば出世するか、転職して良いポジションになるかが選択肢としてあるだろう。もちろん、企業家も身売り先を見つけなければゴールじゃないので、ひとごとではない。

しかし、【不正・捏造】教のすごいところは、出世に対して重要なごますりでも優位に立てるのだ。

つまり、がんばったふりはしていても結局なにもしてない、だけれども結果がバンバン出てくる魔法のプロセスを習得しているのだから実務に時間を割く必要はないだろう。

この時間をごますりに投入するのだ。実務をまじめにしている人間に対してぶっちぎりでごますりができる。

ここに命を懸けるべし。

誰にごまするかだが、それはサラリーマンでも企業家でも同じで、権限を持っている偉い人である。サラリーマンであれば、自分の人事権を持っている人間、企業家であれば買収提案できる役員クラス以上がねらい目である。

ここまで行けば開眼スキル上級に達するだろう。

 あともう一息だ。 

教訓5:万が一ミスってやばいってなったらバイバイキン~♪

 ここまでの教訓を愚直に守っている信者はしっかりと実績(っぽいもの)を積み重ねて、出世や企業売却を行うというウハウハが目前に迫っている頃だろう。しかし、心の片隅には、小さな不安も同時にあるに違いない。

 

いつ逃げるか、どのようにして逃げればよいのかの手段をほしがっていることだろう。

 

もちろん、構築済みであるので、安心してほしい。

 

まずは、具体例を挙げてみよう。

研究職であれば、はじめからできないことをできたと言ってステップを踏んできたのだが、それが、新たに出てきたとして、がんばったけど想定外の課題が出てきてそれが解決できないという理由で終わらせるという方法が無難である。

しかし、上級者になると異なるパターンで、自分に有利な条件で終わらせていることも多い。

どのようにするかというと、その研究で一区切りを無理やりつけて、発展型テーマとして再スタートさせたりするのである。例えば、基礎原理がわかったので、具体的に製品を想定した製品開発テーマとして再スタートさせたりする。もちろん、自分はリーダーでもメンバーでもなく、メンバーだった人にやらせるのである。そのほかにも、にっちもさっちもいかなくなったテーマを自分の部下に押し付けて、自分は違う部署に異動することも多い。もちろん、違う部署に異動できるように、上には出世したらこんなことをしたいと大風呂敷を広げておく必要があるのはいうまでもない。しかし、教訓4で得た経験をフル回転させることで信者のみんなは難なく対応できるだろう。

さて、次は普通のサラリーマンでなく、経営層をみて教訓を引き出すとしよう。例えば元マクドナルド社長の原田氏は、原田マジックといわれる手法を用いて優れた結果を出し、より良い条件でベネッセに転職している。このように、実績(っぽく見えるもの)を引っ提げてより良い条件で転職することも考慮する必要があるだろう。そうすれば、すべて丸投げできるから何の心配もない。

では、失敗例はないのか。それはDeNAの例をみればよいだろう。企業を売却して、売却先の役員になるというプロセスでは、自分がその分野の責任者になってしまうため、問題が発生すると、責任を負わなければならなくなる。もちろん、この例で言えば、十分な大金をもらっており、生活に困ることはなく、困ったら具合が悪くなってあとは丸投げでやめればよい状況を作り出せているので及第点ではある。しかし、十分な金をもらっていないサラリーマンが上記のようになったら大変であるので、普通のサラリーマンでは、基本的な方針として責任者にならなくてよい方向に進む必要があると言えるだろう。

 

まとめると

1.無難に反省したふりをしつつ、想定外の課題(っぽい形)をひねくりだし、断念させる。

教訓4のごますり力を発揮して、

2.自分の下やメンバーに責任を負わせるように話を持っていき、自分は異なる場所に移動するように仕向ける。

3.実績(っぽい)を引っ提げて転職し、すべて丸投げ

を大金が入らない場合の基本方針として、責任者にならないように全力を出すことが大切である。最後まで実行できたあなたは、仏教でいえば導師の位に達しているだろう。これから、他の人々を導き、この教えを広めたまえ~(笑)。

  まとめ

 世間や会社内でよく見かける【不正・捏造】について、マニュアルを作成してみた。これを行うか行わないかは人それぞれである。もちろん、過去の記事のように個人的にはこのようなことを行う人間はカスであると考える。しかし、まっとうなやり方で努力している人間でも、このようなクソがたくさんいて、それがどのようなプロセスと考え方で行われているかは知っておいて損はないだろうと思い、記述した。

もちろん、本マニュアルを使用して、成功した信者がいれば、私にお布施をたくさん包む必要があるだろう(笑)。